黒木の部屋へようこそいらっしゃいませ。
ここには、体験を元にしたフィクションの物語を書き綴ります。
登場する人物や場所などの固有名詞は全て架空のものであり、また、使われている画像も全てイメージで、実際のものとは何の関係もありません。
尚、書き進めるうちに過激な表現が含まれるかもしれませんので、予めご了承願います。


※『過去ログ』や『カテゴリー別』の表示にすると、書いた順番にソートされますので、本のページをめくる感覚で読めると思います。

では、お気に入りの物語をお選び下さい。
§1・『カヲリ−前編−』 §1・『カヲリ−後編−』 §2.『かっちゃん−其の一−』 §2.『かっちゃん−其の二−』 §2.『かっちゃん−其の三−』 淡い想いを思い出していただければ嬉しく思います。

2013年04月16日

かっちゃん−142−

冬。
雪国千坂市は全国でも有数の豪雪地帯だ。
部活も引退するとレベルの高い高校を目指している人は受験勉強に余念がないけれど、俺たちは実際毎日が退屈で仕方なかった。
まぁ、己を知っているからこそあえて上は目指さないのだ...と、言う事にしておこう。
そんなある日の昼休み。

「もうすぐ受験だなんてヤだなぁ〜〜(。-`ω´-)...」
「受かっちゃえば嘘みたいに気が楽になるさ(^▽^;)」
「けいくんは余裕だから良いけどさ(-""-;)..」
「かっちゃんだって最近は合格圏内だって先生に言われたんだろ(^▽^;)?」
「いちおー(。-`ω´-)...でも気は抜くなって..」
「そりゃみんな同じだろヾ(´▽`;)?」
「そぉかもしんないけど...(*゚∀゚)!さむっ!!」
「誰だょ( ;-`д´-)!窓開けたのはっ!?」
窓の方を見ると木村が窓を開けてこっちを見てニヤリと笑った。
次の瞬間!勢いよく飛び降りた!
ここは3階だぞっ!!
「きゃああああぁぁあっ!!!(〇▽〇lll)ノノ」
「木村が飛び降りたっ( ;-`д´-)!!」
クラス全員が一斉に窓に駆け寄って下を見た。
「木村っ(;゚;Д;゚;;)!!!」

「おぉ〜〜いヾ(´▽`;)!おもしれぇからお前らもやってみろよぉ〜〜♪」
「え(;・∀・)!?」
そうだ。ここは豪雪地帯。
故に2mは積雪がある。この季節なら3階だと言っても実際は2階から飛び降りた程度の落差しか無くなっている。
但し、木村は胸くらいまで雪に埋もれて藻掻いていた。
その姿が滑稽でみんなが指をさして大笑いしていた。
「ぎゃははは。゚( ゚^∀^゚)σ゚。ばっかでぇ〜〜!」
「やぁだもう木村って子供みたいじゃ〜ん(ノ∀`*)!」
「わはははは(≧∀≦。)ノ雪にはまってやんのっ!」
それを見ていたらなんだか面白そうに思えてきて自分も飛んでみようと思った奴が他にもいた。
ひとり..ふたり..
その度にみんなが笑い転げる。
飛び降りた連中は誰も皆ズッポリと雪に埋もれて抜け出すのに苦労しているからだ。
その姿は周りからいろいろと締め付けられている自分たちに似ていたからかもしれない。
「よぉしっε=(。・`ω´・。)!俺も行くぞっ!」
「え( ;-`д´-)..!大丈夫なの!?」
「平気さぁヾ(´▽`;)..大した高さじゃなくなってるじゃん?」
「ん..たしかに(。-`ω´-)...」
「よぉしっε=(。・`ω´・。)!とぉっ!!」
俺も勢いよくジャンプした。
雪の上に着地する瞬間もまったく衝撃はなく、地面に飛び降りるよりまったく心配は要らなかった。
ただ...木村たちと同じく胸まで埋まってしまって藻掻くハメになってしまった。
「よしっ!冨樫に攻撃だっε=(。・`ω´・。)!」
木村が号令をかけると雪から抜け出せないでいる俺をめがけて一斉に雪玉が飛んできた。
「ぶわっ(・∀・;ノ)ノ!!やめろっ!」
「手を弛めるなっε=(。・`ω´・。)!」
「了解でありますっ!木村軍曹!」
「それっ!」
「うわっ!ちょっと待てっ!誰か引っぱってくれって(ノ∀<)!」

「あらぁ〜(;・∀・)..冨樫..やられっぱなしだわ...」
「よしっε=(。・`ω´・。)!私が行くっ!」
「え..(*゚∀゚)!?勝美...!?」
「えーーいっε=(。・`ω´・。)!」
「勝美っ(*゚∀゚)!あんたスカートっ!!」

上からかっちゃんの声がした。
他の連中も雪玉を投げるのを止めて声の方向を見上げると...スカートを“おちょこ”みたいにしてかっちゃんが降ってきた...(*゚∀゚)!
「きゃあああっ(//゚∀゚//;)!!!」
ずぼっとかっちゃんが雪に埋まった...
「太田っ( ;-`д´-)!?」
「お前...丸見えだったぞ(;・∀・)...」
「なにやってんだょ(-""-;)..!」
「い..いぃから( ̄~ ̄;)..引っぱってょ..動けないよぉ..」
かっちゃんは咄嗟にスカートの前の方を両手で押さえたものだから両腕まで雪に埋もれちゃって自分で這い上がれないらしい。

「つ..冷たいよぅ( ̄~ ̄;)...」


《第百四十三話へつづく》

・第百四十一話はこちらから。

※其の一を第一話から順番に続けて読むにはこちらからどうぞ。
※其の二(第71話から)はこちらからどうぞ。
※其の三(第142話から)はこちらからどうぞ。
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かっちゃん−143−

取り敢えず先に抜け出せた俺は木村と一緒にかっちゃんを引っ張り上げようと試みた。
しかし両腕を窄めたままの格好で雪に突き刺さっているので腕を差し込める場所がない。

「ちょっΣ(@◇@;)..!どこ触ってんのよっ!」
「んなこと言ったって..掴めるところがないんだょ(; ̄ω ̄)ゞ」
「よし(-""-;)!ちょっと周りを掘って腕だけでも先に出そう!」

他の連中も手伝ってかっちゃんの周りを手で除雪し始める。
「そろそろイケそうだな(。-`ω´-)!」
俺はかっちゃんの前側から脇の下に両手を差し込んで“よいしょっ!”と引っ張り上げた。
ぐぃっと持ち上がってかっちゃんの腕が雪の中から抜けた。
その時、踏ん張っていた足下の雪が崩れて俺の足が膝まで埋まり、後にひっくり返ってしまった。
その反動でかっちゃんは下半身が雪に埋まったまま、俺の腹の上辺りに顔を付けた状態になる。
「よし今のうちだ(。-`ω´-)!」
木村が声をかけて他の連中と一緒にかっちゃんを引き上げる。
お尻がもうちょっとで雪から出そうって時にかっちゃんが変な声を出した。
「あっ!ちょっ!ダメッ(*゚∀゚)!引っぱらないでっ!ダメだってっ!だめぇ〜っ!」
一斉に手が止まった。
「どうした( ;-`д´-)!?」
「ごめん..(-""-;)..ちょっとけいくんだけにして..他の人は向こうに行ってくれない?」
「え..( ;-`д´-)!?なんでだよ!?」
「ホントごめん(-""-;)..お願いだからあっち行って...」
俺もなにを言ってるのか理解できなかった。
「なんだぃ太田のやつ(-""-;)..」
「もうちょっとで引き出せたのにな(-""-;)..」
しぶしぶ雪山から除雪されている通路へ下りて行った。
俺は冷たい雪の上で腹の上にかっちゃんを抱えたまま。
埋まった足下はもう上履きの中までぐっしょりになっていて、それはかっちゃんも同じはずだった。
「どうした(;・∀・)?早く抜け出ようよ..」
「ぅん..(〃¬_¬)..そぉなんだけど..あのさ..」
「なに(;・∀・)?」
「その..パンツが脱げそうなんだょ(〃ω〃)...」
「ぴゃっ(*゚∀゚)!!」
「変な声出さないでょ(〃¬_¬)..恥ずかしいじゃん..」

z2k026.jpg「そこの二人ぃ〜!いつまで抱き合ってんのよぉ〜!?」
教室の窓から声がした。
「と( ̄~ ̄;)..取り敢えず早く抜け出さないと..もうすぐ授業が始まるはずだし..」
「あ〜〜(-""-;)..わかってるけどこのまま引っぱられたらみんなにお尻が見えちゃうかもっ!」
かっちゃんの肩越しに見るとスカートは雪の上に広がっていて埋まったお尻の辺りは見えていない。
「大丈夫。見えてないから(〃¬_¬)」
「ホント(〃´・ω・`〃)?」
「ホントだょ(〃¬_¬)..スカートで上手いこと隠れてるから」
「あ〜よかったぁε-(´・`)..」
「じゃちょっと待ってろよ(-""-;)」
一旦かっちゃんを離して埋まっていた足を抜き取るともう一度両脇に腕を差し込み直した。
「じゃぁこのまま引っぱるぞε=(。・`ω´・。)!」
「うん(〃ω〃)」
「せ〜〜のっε=(。・`ω´・。)!」
するっとかっちゃんを引っ張り上げると3階の方から歓声が上がった。
「ひゅうひゅう〜〜(〃´∀`)」
「無事に救出完了〜〜(´∀`*)!」
取り敢えず二人でその声に向かって両手を振ってみた。
通路でそれを見ていた木村たちと一緒に教室に向かう。
「太田って冨樫じゃなきゃ助けも要らないのかぁ?(。 -´ω`-)σ"」
「あ..いゃ..ちょっと緊急事態があったのょヾ(;´▽`A``」
「緊急事態(。-`ω´-)!?」
「あ〜〜ヾ(;´▽`A``なんでもないって!」
「あヾ(´▽`;)私ちょっとトイレ寄ってくから先に行ってて!」
そう言うとかっちゃんは1階のトイレに入って行った。
「冨樫、お前は太田が出てくるまで待っててやれよ(。-`ω´-)」
「え(^▽^;)い〜よ..べつに..」
「なんだ冷たいぞ(。-`ω´-)!」
「そ〜だぜ(。-`ω´-)!あそこまで慕われてんだから待っててやれよっ!」
「とりあえず勝美のことは任せるから(; ̄ω ̄)ゞ..」
「木村まで言うか(-""-;)..」
授業開始のチャイムが鳴った。
「ま、俺たちは遅刻しないように行くからよ(。・ω・。)ノ」

「冷たいのはどっちだょっ( ;-`д´-)!」


《第百四十四話へつづく》

・第百四十二話はこちらから。

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2013年04月17日

かっちゃん−144−

誰かが通らないかとビクビクしながらトイレの前で待っていると数分してやっとかっちゃんが出てきた。
「おっせぇよε=(。・`ω´・。)!もうとっくに授業が始まってるぜっ!」
「そんなこと言ったって冷えちゃったんだから仕方ないじゃん(*・´ω`・*)!」
「あ〜〜!足がグチャグチャだよ(-""-;)...」
「私なんてパンツもぐっしょぐしょだょ(-""-;)..」
「どこかで乾かしたいくらいだぜ(-""-;)..」
教室に向かって歩いていると急にかっちゃんが立ち止まった。
「あ!そーだ!(@⌒ο⌒@)b」

「ぐしょぐしょだから乾かしに行こうよ(@⌒ο⌒@)b」
「どこにだよっΣ( ̄◇ ̄;)?」
「い〜〜ところがあるんだヨン(*^ー^*)!」

そう言うと忍者のようにコソコソと見つからないように廊下を進んで連れて行かれたのは視聴覚室。
特別な授業じゃないとほとんど使う事がない。なるほど。
その扉は他の教室とは違って市の音楽ホールみたいな重い両開きのドアだ。
そっと開くと中には誰もいない。
しめしめと中に忍び込むとさっそく石油ストーブの前に行って火を付けた。
周りが暖まってくるとストーブを囲っている柵にぐっしょり濡れた上履きや靴下を脱いで引っ掛けて乾かした。
「ちょっとあっち向いててよ( ̄ω ̄;)」
「なんで(-""-;)?」
「い〜から(-""-;)!」
言われるままに顔を背けるとかっちゃんはなにやらゴソゴソとしている様子だった。
「い〜ょ( ̄ω ̄;)」
もう一度ストーブに目をやると柵の隅っこに靴下とは違う布が引っ掛けられていた。
「なんだそれ(;・∀・)?」
「触っちゃダメっ(//^ω^//;)!」
「あれ(;・∀・)?これって..?」
「ぱ..パンツだょ(〃∇〃)..」
「ぱ..(〇▽〇lll)ノノパンツだとぉ!!」
「だってビッショビショなんだもん(〃ω〃)..あんまり見ないでょね..」
「み..見るなったって(; ̄ω ̄)ゞ..見えちゃうし..」
「うん..けいくんだから(///。//)..いぃ..」
しばらくストーブの前に並んだまま腰を下ろして俯いていた。

パンツがあそこにあるって事は..ノーパン..!?
だよな..?
じゃあ今スカートをめくっちゃえば...
あ〜〜〜!なに考えてんだ...!

「へへ..サボっちゃったね(〃´∀`)?」
「ぇ..あぁ..サボっちゃったね(; ̄ω ̄)ゞ」
「けいくん..さっきからずっと私のパンツ見てたでしょ(〃¬_¬)?」
「え..ぅ..ごめん..(; ̄ω ̄)ゞ」
「こんな事になるんだったらもっと良いヤツ履いて来れば良かったな(〃¬_¬)..」
「どぉして( ̄~ ̄;)?」
「これ..ちょっと緩くなっちゃっててさ(〃¬_¬)..ゴムが..」
「それで脱げちゃったのかぁ〜( ̄~ ̄;)..?」
「たぶん..あ〜〜もぅ恥ずかしいょぅ(//>ω<//;)」
白に水色のチェック..いつだったか間違えてタオルと一緒に渡されたやつかな?
「そのパンツ見るの2回目かな(^▽^;)?」
「え(-""-;)..覚えてたの!?」
「そりゃ..まぁ(^▽^;)..」
「ん〜〜..他にもっと可愛いのとかもあるんだからねっ(〃¬o¬)!」
「そう言われても普段は見る機会がないからなぁヾ(´▽`;)」
「それもそぉだよね(〃¬_¬)」
上履きと靴下..それとパンツから湯気が上がっていた。

「みんな授業受けてるね...」
そう言ってかっちゃんは俺の肩に頭を乗せてきた。


《第百四十五話へつづく》

・第百四十三話はこちらから。

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かっちゃん−145−

大型ストーブの窓から中で燃えている火をずっと見ていると、催眠術にでもかかったかのように頭がぼーっとしてくる。
右肩に乗っているかっちゃんの頭の重さが心地良い。
ストーブは小さくシューーーーーーーーーッと音を立てながら燃えている。
気が付くと、意識の遥かに外側でかっちゃんの肩を抱いていた。
それでも無言のまま俺の肩にちょこんと頭を凭れさせている。
授業中。誰もいない視聴覚室。
非日常的な世界がそこにあった。
つい肩を抱いている手に力が入ってしまう。
目の前には脱いだばかりのパンツ。手の届くところにかっちゃんの体がある。
心臓が高鳴ってきて、呼吸が荒くなる自分に気が付くと、心の中で何回も“落ち着け”と呪文のように繰り返した。
ほんのちょっとだけでいいから触りたい。キスしたい。
その思いがついに弾けて体の向きを変えようとした時、かっちゃんがハッとしたように俺を見た。

「ごめん(;・∀・)!もしかして寝ちゃってた!?」
「寝てたのかよっ( ;-`д´-)!?」
「うん..そ〜みたい(^▽^;)..ストーブの火を見てたらつい...」
一気に気が抜けてしまった。
「なんだょ(-""-;)..」
「もしかしてなにかしようとしてた(〃¬_¬)?」
「いゃ..まだなにもしてないょ(-""-;)」
「“まだ”(-""-;)...?」
「あ..いゃ..( ̄~ ̄;)なにもしてないって...」
かっちゃんは少し怪訝そうに俺を見たかと思うと“ふふっ”と笑って飛びつくように俺に抱きついてきた。
「そんなけいくんが好きっ(〃´∀`)!」
勢い余って後にひっくり返りそうになったが左腕を突っぱってなんとか堪えた。
右腕はかっちゃんの腰..いや脇腹の辺りを抱いてしまっている。
学生服の上からでも胸のぷくっとした感触が伝わってきた。
また心臓がドキドキしてきた。
そのままゆっくりと体を起こすと目を合わせたまま顔を近づける。
すると気持ちが通じたようにかっちゃんは静かに目を閉じた。
唇を重ねるだけのキス。それだけでも体が硬直して動けなくなってしまうくらいの緊張があった。
俺の頬にかっちゃんの鼻から漏れる呼吸が当たる。時間が止まっていた。

そのままの体勢で左手をセーラー服の下から差し込むと、さっきまで学生服越しだった感触がシャツ1枚で手のひらに伝わってきた。
かっちゃんは少しだけ顔を横にずらすと、俺の耳元に小さな声で言った。
「ここ...学校だょ(〃¬_¬)..」
「わかってる...でも誰も来ないょ...」
その弾力は俺の指を弾き返すくらいにも感じた。
俺もそんな事をしている時の顔を見られるのが気恥ずかしくて、左手の自由を失わない程度に右腕でガッチリとかっちゃんの体を押さえていた。

z2k015.jpg気が付くとスカートは少し捲れていて白い太腿が露わになっている。
まだ見た事のないかっちゃんの“その部分”がいつでも簡単に見えてしまう状態になっている。
そう思うと、既に俺の下半身は意思とは関係なくかっちゃんへの想いを煮えたぎらせていた。
左手は少しずつシャツを上へ手繰り寄せてその更に下へ潜り込ませると、本当に最後の1枚だけとなった感触へと変わる。
それでも尚、かっちゃんは黙ったまま俺を許してくれていた。
「これも..とっちゃって良い?」
「ぇ..!」
一瞬、驚いたように声を上げたが、その次には無言で頷いてくれた。
だけど外し方なんてわからなかった。
背中にホックがある事くらいは知識として知ってはいたが、具体的にどうすれば外せるのかなんて知らない。
俺にはぐいっと上に持ち上げるしかなかった。

シャツの下に潜り込ませた左手で探りながらの事。
見えていない部分を想像しながら触っていた。
ぷくっとして、温かくて、弾力がある膨らみ。
そしてその先には小さな突起があるのがわかる。
そこに触れる度、ほんの一瞬だけかっちゃんの体がぴくりとなる。
その膨らみも呼吸に合わせて大きく波打っている。
直接伝わってくるかっちゃんの体温。
下を見れば白い太腿。
スカートに隠されているのはまさに“未知の領域”。
よく見るとその足が開いたり閉じたり..もじもじしているようだ。

これからどうしたらいんだ( ;-`д´-)?
左手は胸にある。
右手はかっちゃんの上体を支えている。
これでどうやったらスカートを捲ったり服を脱いだり...次の事ができるんだ!?
もう気絶しそうなくらい頭の中はその事で一杯になっていた。

チャイムが鳴った!
授業が終わったのだ。
ドキッとして顔を見合わせると慌てて離れた。
なんだか照れ臭いやら気まずいやらで笑うしかなかった。
一気に現実に引き戻された気がした。

「は..はは(^▽^;)」
「えへへっ(〃∇〃)..」
「か..乾いたかな( ̄ω ̄;)?」
「ぁ..うん..大丈夫みたい(〃ω〃)..」
すっかり乾いていた靴下を履いた。
かっちゃんは後ろを向くとセーラー服の下に着ているシャツを捲り上げてブラジャーを元の位置に戻した。
そして立ち上がると今度はシャツをスカートの中に押し込みながら振り向いて言った。
「もぉっ!あんまり見ないでよ(〃¬o¬)!」
それがなんだか可愛くてごくりと唾を飲み込んだ。
「パンツ..履くからあっち向いてて(-""-;)!」
「あ..すまん(-""-;)..」
そこは見せてくれないんだ...?
今度は俺が後ろを向いて少しすると“冷たっ!”て声が聞こえた。
「乾いてなかったのか(-""-;)?」
「え?大丈夫(^▽^;)..乾いてるよ..」
「でも冷たいって( ̄ω ̄;)?」
「あははヾ(´▽`;)..へっちゃらだから!」
だけど上履きはまだ少し湿っていた。
俺たちはストーブを消して教室へ行く事にした。

「二人だけの秘密が増えちゃったね(〃ω〃)..」
「あぁ..そぉだね(〃ω〃)..」


《第百四十六話へつづく》

・第百四十四話はこちらから。

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2013年04月18日

かっちゃん−146−

教室に戻ると木村とちゃこに詰め寄られた。

「二人してどこに行ってたんだよっ(。-`ω´-)!」
「一応勝美は保健室に行ってるって事にしといたけどっ(。-`ω´-)!」
「え..じゃあ俺はσ(´▽`;)?」
「しらんっ(。-`ω´-)!」
「しらん(^▽^;)...て..」
「まぁ(〃¬_¬)..お腹が痛くて早退した事になってるわょ」
「恩に着るよ(^▽^;)..さんきゅ..」
「で!どこに行ってたんだっての(。-`ω´-)!?(。-`ω´-)!?」
「そ..それは..(^▽^;)その..」
「秘密の場所だよっ(*^ー^*)!」
「秘密の場所っ(。-`ω´-)!?」
「なんだか怪しいわねっ(。-`ω´-)!?」
「ま..まぁ..神隠しにでも遭ったんだと思っててくれょヾ(´▽`;)」
「神隠しなんてあるわけねぇだろっ(。-`ω´-)!」
「ホントに変なところなんて行ってないってばぁヾ(´▽`;)」
「変なところ(。-`ω´-)!」
「ますます怪しいわね(。-`ω´-)!」
「わかったわかったヾ(´▽`;)!正直に言うからっ..」
「かなわねぇなぁ(-""-;)...」
「でっ(。-`ω´-)!?(。-`ω´-)!?」
「し..視聴覚室だょ(〃ω〃)(〃ω〃)..」
「視聴覚室ぅ〜〜(;・∀・)!?(;・∀・)!?」
「そぉだょ(-""-;)..!」
「そんなところでなにしてたのょ(〃¬o¬)?」
「べべ..べつにっ(-""-;)!..なんにも!」
「嘘っ(〃¬_¬)!?」
「ほほ..ホントだってぇヾ(´▽`;)!」
「お前ら顔が赤いぞ(〃¬o¬)?」
「そんなこたぁないヾ(´▽`;)!」
「ホントにホントヾ(´▽`;)!濡れた上履きとか靴下とかを乾かしてただけだってばぁ!」
「濡れてたのはそれだけ〜(〃¬o¬)?」
「なんだ(。-`ω´-)?ちゃこ..それってどーゆー意味だ?」
「そ..それだけょっ(〃ω〃)!やだっ!変な事言わないでょ!」
「“変な事”ってなんだ(。-`ω´-)?」
「あっくんはい〜からい〜からヾ(´▽`;)ヾ(´▽`;)」

そ〜言えば“ちびっちゃったみたいになるんだょ”って言ってたっけな( ̄~ ̄;)..その事か!?

「そぉだったの(〃¬o¬)?」
「け..Σ(@◇@;)けいくんまでなに言ってんのよっ!」
「おぃ(。-`ω´-)!なんのことか教えろよっ!?」
「あはは..なんでもないなんでもないヾ(´▽`;)ヾ(´▽`;)ヾ(´▽`;)」
ちゃこはなんとなくわかっちゃったのかもしれないけど、木村が鈍くて助かった。

「いやヾ(;´▽`A``..授業の途中で教室に入るのも嫌だからさ..ホントに乾かしてただけで..」
「そうそうヾ(;´▽`A``..入り辛いじゃない?だからまるまる1時間サボっちゃっただけだって..」
「ホントかよぉ〜(。-`ω´-)!?」
「ホントだってぇ〜ヾ(;´▽`A``ヾ(;´▽`A``」
「ちぇっ(-""-;)つまんねぇのっ!」
「なんでだょ(^▽^;)?」
「ちゃこと二人で“道徳の授業サボって非・道徳的な事してんじゃねぇか”って話してたんだよ(-""-;)」
「あは.はは(^▽^;)..は..そんな事するわけねぇじゃん..」
「あっくんてやぁだぁヾ(´▽`;)!」

「こらぁ!いつまで騒いでんだぁ!席に着けぇ!」
いつの間にかチャイムが鳴っていたのに気が付かなかったようだった。


《第百四十七話へつづく》

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