黒木の部屋へようこそいらっしゃいませ。
ここには、体験を元にしたフィクションの物語を書き綴ります。
登場する人物や場所などの固有名詞は全て架空のものであり、また、使われている画像も全てイメージで、実際のものとは何の関係もありません。
尚、書き進めるうちに過激な表現が含まれるかもしれませんので、予めご了承願います。


※『過去ログ』や『カテゴリー別』の表示にすると、書いた順番にソートされますので、本のページをめくる感覚で読めると思います。

では、お気に入りの物語をお選び下さい。
§1・『カヲリ−前編−』 §1・『カヲリ−後編−』 §2.『かっちゃん−其の一−』 §2.『かっちゃん−其の二−』 §2.『かっちゃん−其の三−』 淡い想いを思い出していただければ嬉しく思います。

2013年05月05日

かっちゃん−158−

“ことん”って感じでかっちゃんがもたれ掛かってきた。
“遂に!”って思った。
震える手で小さな肩を引き寄せると、ハッと気が付いたようにかっちゃんは立ち上がって少し赤くなった顔で言う。
「あ..一応..お..お布団敷かなくっちゃ..(〃ω〃)!」
押し入れを開けると布団を出して敷き始めた。
その姿をぼーっと見ながら俺はもう一口コーヒーを飲んだ。
「ぁ..はぃ..へへっ..(〃∇〃)」
お互いに目が宙を泳いでしまう。
「ま..まぁ..コーヒーでも飲んで落ち着こうぜ...」
落ち着いていないのは自分もだ。
この先、どうすればいいのか..?
「これからどうすんのかな(〃∇〃)?」
「はは..さぁ(〃∇〃)...?とりあえず脱ぐ?」
「あぁ..そっか..(〃ω〃)」
長瀬の本には服の脱がせ方まで書いてあったのに、考えていた事と最初から違ってきた。

かっちゃんはくるりと背中を向けるとセーターから脱ぎ始めた。
ドキドキしながらそれを見ていると、顔だけ振り向いて少し意外そうな顔をした。
「けいくんも脱いでよ(-ω-` )!」
「あ..そっか..ごめん(;; ̄ω ̄)ゞ」
「私だけ脱ぐんじゃ恥ずかしいょ..(´-ω-`)」
俺がパンツ1枚になる頃には、かっちゃんも上下下着だけになっていた。
それだけで俺の火山は今にも噴火しそうだ。

z2k013.jpgそんな俺をチラッとだけ見ると小さく“ぁ”と言って、背中を向けたまま“するり”と布団に潜り込んでしまった。
「お..俺も一緒に入っていいかな?」
「...ぃぃょ..」
ついさっきコーヒーを飲んだばかりなのに、もう口の中がカラカラになっていた。
静かにかっちゃんの背中の方から布団に入り込むと直に体温が伝わってくる。
そっと肩に手をかけて自分の方を向かせるとなんだか照れ臭くて目を合わせられない。
視線を下に向けるとまだシャツを着ているものの胸の膨らみがわかる。
「シャツは脱がないの?」
「ぇ..なんだかいきなりブラだけになるのも恥ずかしいし..」
いつもより可愛く見えて唇を重ねた。
シャツを捲ると下からは淡いピンクのブラジャーが出てきた。
視聴覚室で見たものとは少し違って、レースの飾りが大人っぽくて心臓が一瞬だけ倍の動きをしたように感じた。
その上から柔らかさを確かめるようにしていると、捲り上げたシャツが首元に丸まっていてなんだか苦しそうに見えた。
「やっぱりシャツとっちゃおうょ」
「ぅん..」
ゴソゴソと布団の中で器用にシャツを首から抜き取ると、いよいよかっちゃんの上下には小さな布が1枚ずつしかなくなってしまった。
背は低いのにその露わになった曲線は既に大人の女性のようだった。

時々目が合うと思いきり照れ笑いをするしかなくて、それがなんとなく気まずいから首元に顔を埋めるようにしていた。
するとふわりと香ってくる石鹸か、シャンプーの香り。
その香りに夢中になって、ゼンマイ仕掛けのおもちゃのようにずっと胸を同じように触り続けていた。

落ち着け!落ち着け!これからどうするんだっけ!?
必死になって本に書いてあった事を思い出そうとした。


《第百五十九話へつづく》

・第百五十七話はこちらから。

※其の一を第一話から順番に続けて読むにはこちらからどうぞ。
※其の二(第71話から)はこちらからどうぞ。
※其の三(第142話から)はこちらからどうぞ。
posted by 黒木 幸作 at 17:57| Comment(0) | かっちゃん−其の三− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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