黒木の部屋へようこそいらっしゃいませ。
ここには、体験を元にしたフィクションの物語を書き綴ります。
登場する人物や場所などの固有名詞は全て架空のものであり、また、使われている画像も全てイメージで、実際のものとは何の関係もありません。
尚、書き進めるうちに過激な表現が含まれるかもしれませんので、予めご了承願います。


※『過去ログ』や『カテゴリー別』の表示にすると、書いた順番にソートされますので、本のページをめくる感覚で読めると思います。

では、お気に入りの物語をお選び下さい。
§1・『カヲリ−前編−』 §1・『カヲリ−後編−』 §2.『かっちゃん−其の一−』 §2.『かっちゃん−其の二−』 §2.『かっちゃん−其の三−』 淡い想いを思い出していただければ嬉しく思います。

2013年07月05日

かっちゃん−173−

自分の気持ちを素直に認めてからは、俺とかっちゃんの間にあった心の壁はうんと低くなったと思う。
だけど今は、残念ながら物理的な高い壁が俺とかっちゃんを遮っている...( ̄~ ̄;)
この壁越しの会話にも慣れてしまった。
この時間、おじさんは店の前を掃除したり、ボイラーの運転をしたりしているし、おばさんは夕飯の仕度をしてから妹と弟に食べさせ、入り口を開けて暖簾を掛けて、番台に座ったら開店だ。
だから風呂の中には俺とかっちゃんがいるだけなわけで、この高い壁が無けりゃいいのに...なんて思ったり..思わなかったり...

「ねぇ(〃¬o¬)..最近ぼぉ〜っとしてることが多いけど大丈夫?」
「えΣ( ̄◇ ̄;)..!?んなことねぇって!」
「そっかなぁ..(〃¬_¬)..なんか変なことばっかり考えてちゃダメだからね」
「ん..( ̄~ ̄;)まぁ...それはそれとして..」
「ちゃんと一緒に高校行くんだからねっ(〃¬_¬)!?」
「まぁ..それはなんとか...( ̄~ ̄;)」
「ホントだよ(。-`ω´-)!けいくんが落ちちゃったら私が頑張ったことの意味が無くなっちゃうんだからねっ!」
「だ..だいじょぶだって..ヾ(;´▽`A``」
「同じ高校行って(〃¬_¬)..ずっと一緒にいるんだから..」
「でもさぁ( ̄~ ̄;)..同じ仕事ってのは無理なんじゃねぇのか?」
「ん〜〜(-""-;)..それは..そうかもしんないけど..それ以外はってことだょ..」
「それ以外..( ̄~ ̄;)ねぇ..でもさぁ..」
「でも..(-""-;)?」
「俺たちまだ中学生だぜ( ̄~ ̄;)?」
「だから..(-""-;)?」
「まだそんな先のこと今から決めとかなくったって良くないか( ̄~ ̄;)?」
「先じゃないもん(-""-;)!茶々なんて17才で秀吉の側室になったんだから!」
「ちゃ..ちゃちゃって誰だよ( ̄~ ̄;)...!?」
「えっΣ(@◇@;)!茶々知らないのっ!?」
「し..知らん..( ̄~ ̄;)...」
「浅井三姉妹だよ(。・´д`・。)!信長の姪っ子だよっ!市の娘だよ〜!」
「信長くらい知ってるけど..姪っ子なんて知らねぇよ( ̄~ ̄;)..」

しまった..!どうやら歴史の話らしい...俺、苦手だ...!

「えっとね..信長は斉藤道三の娘を正室に迎えたんだけど、それが濃姫ね( ̄◇ ̄)b信長と濃姫の間に市が生まれて浅井長政に嫁ぐわけよ( ̄◇ ̄)bいわゆる政略結婚なんだけど、それでも二人はお互いに認め合うの♪そして茶々、初、江の三姉妹を生んだのね...」
「あ〜〜ヾ(;´▽`A``!わかった!わかった!でも今の時代に17で結婚なんてあり得ねぇだろ〜!?」
「..(-""-;)!私..もうちょっとで16なんだけど!?」
「はぁ..( ̄~ ̄;)そぉですねぇ..」
「日本じゃ16になればお嫁に行けるんだからねっε=(。・`ω´・。)!」
「ひょっ(*゚∀゚)!」
「なにょ..(。-`ω´-)!?変な声出しちゃって!?」
「あ..いゃべつに..(-"-;A...でも男は18にならないと無理だぜ..」
「それにしたって18だょ( ̄◇ ̄)bたいした差じゃないもん」
「う〜〜ん( ̄~ ̄;)..でも大学に行ったとすればもっと後になるんじゃね?」
「でも一緒にいるっ(-""-;)!」
「ま..まぁ..それはそれで良いとして..( ̄~ ̄;)...」
「うんε=(。・`ω´・。)!良いとするっ!」
「ぅ..うん..まぁ..そぉだな..( ̄~ ̄;)」

どうもこの話になるといつもかっちゃんに押されてタジタジとなってしまう..

「こないだお母さんに言っちゃったもん(。 -´ω`-)σ"」
「なに?」
「私は絶体にけいくんのお嫁さんになるって(。 -´ω`-)σ"」
「そんなのいつも言ってるじゃん..ヾ(´▽`;)」
「まぁね..(〃´・ω・`〃)でも二十歳過ぎたら好きにして良いって♪」
「それまでに仕事就けってことかょ( ̄~ ̄;)?」
「ん〜〜..( ̄~ ̄;)まぁ生活に必要なことなんだろうけど..それはその時に..」
「だからまだ先のことなんだってヾ(´▽`;)..もしかしたら..」
“もしかしたらもっといい男が見つかるかも”って言いそうになって言葉を飲み込んだ。
「もしかして..(-""-;)なに?」
「いや..なんでもない( ̄~ ̄;)..それまでは一緒にいよっか..」
「うんっ!!o(*^▽^*)o」

そんな先のことよりまずは目先の受験だな...


《第百七十四話へつづく》

・第百七十二話はこちらから。

※其の一を第一話から順番に続けて読むにはこちらからどうぞ。
※其の二(第71話から)はこちらからどうぞ。
※其の三(第142話から)はこちらからどうぞ。
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2013年07月07日

かっちゃん−174−

...受験だ!
遂にこの日が来たか!って感じだ。
とりあえずやることはやったつもりだから今更ジタバタしても始まらない。
とは言うものの緊張はしている。
昨日から持ち物のチェックばかりしている。
特に受験票は忘れちゃいけない。
もうまな板の上の鯉状態。
ところが、かっちゃんは意に反して落ち着いていた。

「だって、けいくんと一緒に頑張ってきたもん(〃¬o¬)」
「そりゃあ頑張ってたけどさ(-""-;)..俺なんて緊張しまくりだぜ...」
「今からなにしろってのよ(〃¬o¬)?」
「そりゃまあ(-"-;A...することなんてないけどさ..」
「でしょ?人事を尽くして天命を待つ..よ( ̄◇ ̄)b」
「ジンジヲツクシテ...(-""-;)?」
「そ( ̄◇ ̄)b..やるだけやったんだからジタバタしないってことよ!」
なんだか難しい言葉を使う時のかっちゃんは訳のわからない説得力がある。

二人揃って高校に着くと、受付をして会場である教室へ案内される。
廊下の所々に高校生が立っていて声をかけながら案内していた。
「あら!冨樫くん!太田さん!」
俺たちに声をかけてくれたのは真野さんだった。
「よく来たわね(*^ー^*)うちを受験してくれて嬉しいわ♪」
「まだ受かるかどうかわかりませんけどね(; ̄ω ̄)ゞ」
「なに言ってんのよ(*^ー^*)!始まる前から弱気になってどぉすんの!」
「そぉですよねぇ〜o(*^▽^*)o」
「太田さんを見習って前向きに受けてらっしゃい(*^ー^*)!」
「ははは...(^▽^;)そうします..」
「山田と優子はもう教室に入ってるわよ(*^ー^*)」
「へぇ..早いなぁ(^▽^;)..永井は?」
「ん〜〜( ̄~ ̄;)..まだ見てないけど...」
「まさか遅刻したりして(^▽^;)?」
「さすがの遅刻魔も今日くらい間に合うでしょ(-""-;)?」
「それもそうっすね(^▽^;)」
「ほら!人のこと心配してないで頑張んなさい(。-`ω´-)!」
「あはは(^▽^;)..は〜い..」

真野さんのお陰で少しは緊張がほぐれた。
受験願書ってのは学校がまとめて提出するらしく、俺もかっちゃんも、山田や青木と同じ教室だった。
って言うか...教室のほとんどが同じ中学の生徒だった。
これも緊張を取り除くのには有効だった。

z2k060.jpg試験の科目と科目の間には一緒に受けているクラスメイトと気になる回答を照らし合わせたり、次の科目のポイントを確認しあったりした。
とにかくあっという間だった。全ての試験が終わるとどっと疲れた気分だ。
かっちゃんなんて終わると同時にぐったりしている。

「終わったな(^▽^;)」
「うん..(´-ω-`)」
「どぉした?終わったのに浮かない顔して(-""-;)?」
「ん〜〜..私だけ落ちちゃったらどぉしよぉ..(。 -´ω`-)σ"」
「へっ(*゚∀゚)!?んなこと心配してんのかよっ!?」
「だって..なんだか優子とかかなりできてたみたいだし..(。 -´ω`-)σ"」
「はははヾ(´▽`;)今更仕方ないだろ!?」
「そぉだけどさ..(。 -´ω`-)σ"」
「ほら..自分で朝言ってたじゃんヾ(´▽`;)?..ジンジンなんとかテンメがなんとかって..?」
「人事を尽くして天命を待つ..だょ(-""-;)」
「そ!それヾ(;´▽`A``!」
「そぉだけどさぁ〜〜..( ̄~ ̄;)...」

始まる前の緊張より、終わってから心配するかっちゃんだったw


《第百七十五話へつづく》

・第百七十三話はこちらから。

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2013年07月08日

かっちゃん−175−

三日後、受験の合否発表の日だ。
朝9時に一緒に見に行こうって言ってたのに、珍しくかっちゃんが来ない。
30分待っても来なかったので、俺の方から迎えに行くことにした。

...こりゃ雨が降ってくるかもな...
空を見上げると本当に今にも降り出しそうだった。

かっちゃんちに着くとまだ部屋にいるそうだ。
おばさんに部屋から引きずり出してくれと言われたので上がらせてもらう。

「なにやってんだょ(#`ε´#)!時間だぞっ!」
かっちゃんは頭から布団を被ったままだった。
「ほら!はやくしろよっ(#`ε´#)!」
「やだっ!行きたくないっ!」
布団を引っぺがそうとすると、それを掴んで離さない。
「行きたくなくても見に行かなきゃしょうがねぇだろっ(#`ε´#)!」
「だって..(。・´д`・。)」
布団から顔だけひょこっと出した。
「自信ないんだもん...(〃¬_¬)」
「なに言ってんだょ(。-`ω´-)?ジンジン尽くしたんだろ?」
「そぉだけど...(〃¬_¬)..」
「だったら結果も見なくちゃ(。-`ω´-)!」
「...やっぱ、けいくんが見てきてっ!」
また布団に潜った...
「だぁ〜めぇ〜だっ(。-`ω´-)!!」
思い切り布団を引っぺがした。
「ひょえっ(*゚∀゚)!」
「な、なんだよっ( ;-`д´-)!まだ着替えてないのかよっ!」
「ごめん(。・´д`・。)..行きたくなかったから...」
「いいから早く着替えろっ(。-`ω´-)!いいなっ!」
そう言って廊下に出て着替え終わるのを待った。

廊下で待っているとおばさんがやってきた。
「けいくん悪いわねぇ。まったく困った子だょ(。-`ω´-)」
そう言うと中に声もかけずに部屋の戸を開けた。
「きゃあっ(//@o@//)!」
かっちゃんが着替えの途中だった...
「“きゃあ”じゃないっ(-`ω´-〆)!いつまでけいくんを待たせてんのっ!!」
「だ..だから今、着替えてるでしょっ!o(`ω´*)oいいから出てってよ!」
おばさんが部屋から押し出されたw
「まったく(-`ω´-〆)!さっさとしなさいよっ!..けいくん、ごめんなさいね(。・´д`・。)もうちょっと待っててね」
「あ..はい(; ̄ω ̄)ゞ」

セーラー服の上だけ着て下はパンツだけだったな...(*´ェ`*)こいつぁあ春から縁起がいいや♪

「お待たせε=(。・`ω´・。)!行こっ!」
部屋から出てきたかっちゃんはそれだけ言うと一人で階段を下りて行った。
「おぃ( ;-`д´-)待てよ!」

「行ってきまぁ〜す(-""-;)!」
「え..あ..行ってきます〜(^▽^;)!」

「さっき見たでしょぉ(〃¬o¬)?」
「え(^▽^;)!なに!?」
「お母さんがいきなり部屋の戸を開けたとき(〃¬_¬)!?」
「まぁ..(^▽^;)でもありゃあ不可抗力ってやつだょ..見たくて見たわけじゃ..」
「べつにい〜んだけどさ(〃¬o¬)..」
「ははは(^▽^;)..俺も朝からいいもの見ちゃったって感じだった..」
「ほんとスケベだょね〜(〃¬_¬)..男ってさ..」
「それが男足るが故ってもんさ(^▽^;)..」
「あんなの見て良いのはけいくんだけなんだからね(〃¬o¬)!」
「はは(^▽^;)わかってる..」
「他の人が見ようとしたら守ってくれなくちゃダメだからねっ(〃¬o¬)!」
「わかってるって(^▽^;)..」

千坂西高校に到着した。


《第百七十六話へつづく》

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2013年07月09日

かっちゃん−176−

校門の手前でまたしてもかっちゃんが動かなくなった。

「ぅう〜〜〜(-""-;)...やっぱりけいくんだけで見てきてよ」
「なに言ってんだぃ( ;-`д´-)!ダメだって!」
「だってぇ〜〜(。・´д`・。)」
「いいから行くぞっ( ;-`д´-)!」
「う〜〜〜..もし落ちちゃってたらどぉしよぉ〜(。・´д`・。)?..ねぇ、どぉしよぉ?」
「いい加減にしろって( ;-`д´-)!」
わざと怒ったふりをして先に歩き始めると、前から青木がやって来た。
「お〜〜(*^o^*)!ご両人〜〜!今日も一緒だねぇ〜〜♪」
「よぉ(。・ω・。)ノその分じゃ受かったな?」
「もっちろぉ〜ん(*^o^*)!」
「優子..受かったんだ(。・´д`・。)..おめでと...」
「どしたの( ;-`д´-)?」
「はは(^▽^;)..見に行くの嫌なんだってょ..」
「なんでょ( ;-`д´-)!?見なきゃどっちかもわかんないじゃない?」
「そ..そぉなんだけど(。・´д`・。)...」
「ほら!早く行ってきなさいよヾ(´▽`;)!向こうに真野さんたちがいたわよ!」
「えっΣ(@◇@;)!?なんで!?」
「狭間さんとかサッカー部の人達で青田買いだって(*^o^*)」
「へぇ〜( ̄~ ̄;)..部員集めに必死なんだな..」
「ほら!だから二人で挨拶してきなってばぁ(*^o^*)!」
「あ..うん..(。・´д`・。)じゃ..ちょっと行ってくる..」

校門を入って玄関の前に合格者の番号が貼り出されていた。
その脇で何人かの高校生が新入生となるであろう中学生にそれぞれ声をかけていた。
その中に..狭間さんや真野さんもいた。
それよりなにより合格していなくちゃ話にならない。

「358..358...( ̄ω ̄;)..」
「379..379...(。・´д`・。)..」
「あΣ(@◇@;)Σ(@◇@;)!..あったっ!!」
「けいくんっ(〃´∀`)!」
「な!言っただろ(; ̄ω ̄)ゞ!?」
「ま..まぁ..大丈夫だとは思っていたんだけどねヾ(;´▽`A``」
「なに言ってんだぃ(-""-;)..」
「よし。狭間さんたちにも報告してこよっと(*^ー^*)」

「冨樫っ!どうだった!?」
「へへっ(*^ー^*)v」
「そっか!よしっ!4月からまた一緒にサッカーやろうぜっ( ・`ω´・) !」
「はいっ( ・`ω´・) !」
すると一緒にいた人がかっちゃんに声をかけてきた。
「君、かわい〜じゃん(*^ー^*)!一緒にマネージャーなんてやってみない!?」
「え..私は(^▽^;)..あの...」
「あ〜〜、ダメダメ!その子は花嫁修業するんだってヾ(´▽`;)!」
「花嫁修業〜(-""-;)!?」
「そ!だからマネージャーなんてやんないのよっヾ(´▽`;)!ねっ!?」
「はぃ..まぁ..そんなところで(^▽^;)...」
「なんだよぉ〜(-""-;)..せっかく可愛い子がマネージャーやってくれると思ったのに..」
「あら..(〃¬_¬)可愛いマネージャーはもういるでしょ!?」
「どこにだよっ(。-`ω´-)!?」
「目の前よっ!o(`ω´*)oめ・の・ま・えっ!!」
「はは..(^▽^;)真野さん、相変わらずだなぁ...」
「なんか言ったぁ(。-`ω´-)!?」
「あ..いゃ..なんにも(^▽^;)...」
「冨樫くん..新入生の歓迎は厳しくするからそのつもりでね( ̄◇ ̄)b」
「え..あは..美人のマネージャーで嬉しいです(^▽^;)...」
「わかればよろしい(@⌒ο⌒@)b」

「よぅ冨樫!」
振り向くと永井と山田がいた。
「山田くんに永井くんも!合格おめでとう(@⌒ο⌒@)!」
「あ。こんちはっす(; ̄ω ̄)ゞ(; ̄ω ̄)ゞ」
「もちろんまたやるだろ(*^ー^*)?」
「もちろんです(; ̄ω ̄)ゞ(; ̄ω ̄)ゞ」
「おぃ..( VノェV)真野さんは相変わらず鬼マネージャーらしいぞ...」
「はい、そこ(;^ω^)!いったいなにをヒソヒソ話してんのかしら?」
「いえ!なんでもありませんっ( ・`ω´・) ( ・`ω´・) !」

「じゃあ入学式を楽しみにしてるからね〜(*^ー^*)ノノ」
「はい!よろしくお願いします( ・`ω´・) !」

帰り道、来る時と正反対に浮かれているかっちゃんが隣にいた♪


《第百七十七話へつづく》

・第百七十五話はこちらから。

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かっちゃん−177−

「ね(*^ー^*)?午後からどぉする?」
「午後( ̄~ ̄;)?」
「そ(*^ー^*)。どうせ自由登校だし、どっか遊びに行かない?」
「受かっちゃったら余裕だねぇ〜〜(^▽^;)」
「そりゃそ〜よ(*^ー^*)♪勝てば官軍だって!」
「さっきまでは今にも泣きそうだったのにね〜(^▽^;)」
「なによぉ(〃¬o¬)..そんなの心配だったんだからしょぉがないじゃん..」
「ま。い〜んだけどさ(^▽^;)..同じ高校でめでたし、めでたし」
「そぅそぅo(*^▽^*)oめでたし、めでたし♪」
「で?どこに行くんだよ(^▽^;)?」
「ん〜〜( ̄~ ̄;)..改めてそう言われると...」
「だよな..平日って出歩かないし( ̄~ ̄;)...」
「とりあえず私んち来る(*^o^*)?」
「ん〜〜( ̄~ ̄;)時間も早いからたまには俺んちってのはどう?」
「んふっ(*^ー^*)♪い〜よ。おっけー♪」

かっちゃんちの前で“またあとで”ってひとまず別れると家に帰って先ずは昼飯。
とうちゃんもかあちゃんも仕事でいないから、適当に冷や飯を炒めて醤油で味付けして炒飯もどきにして食った。
かっちゃんと一緒に食えば良かったかな...

部屋を少し片付けていると、長瀬から借りていたエロ本が出てきた。
すっかり返し忘れていた...!
そう言えばあいつって竹沢を追いかけて千坂中央を受験するって言ってたな...どうだっただろ?
あとで電話でもしてみっか...
そんなことを考えながらエロ本を引き出しの中に仕舞い込んだ。
その時に表紙の写真が目に入ってしまうと、しばらくどこかに行っていたはずの“ピンク色の霧”がふわぁっと頭の中に広がったような気がした。
や..やばいな..( ;-`д´-)...!
これからかっちゃんが来るってのに..今日はそんな約束してないんだからな...
ひとまず自分にそう言い聞かせて“ピンク色の霧”をなんとか追い払った。

「こぉんにっちはぁ〜(*^o^*)!」
かっちゃんが来たっ!
「おぅ!入れよ!」
部屋から声をかけると“てててっ”と足音がして部屋の戸が開いた。
「やっほぉ!新入生(*^o^*)!」
「そりゃ4月になってからの話だよ(^▽^;)」
「い〜じゃん(*^o^*)!受かったんだから!」
そう言いながらコートを脱いで俺のイスに掛けると白いセーターになった。
暫くはいつもどおりの他愛もない会話をしていた。
z2k072.jpg「ねぇ(〃¬o¬)?春休みってどぉする?」
「春休みか〜( ̄~ ̄;)..」
「短いし..(〃¬_¬)」
「ん〜〜( ̄~ ̄;)...」
実はアルバイトをしてみようと考えていた。
「あ〜あ..お金があったら旅行とか行ってみたいのになぁ( ̄~ ̄;)..」
「旅行っΣ( ̄◇ ̄;)!?」
「うん。ほら、私んちってお風呂屋さんだから平日定休でしょ?だから家族旅行って行ったことがないんだよね...( ̄~ ̄;)」
「あ..あぁ..家族旅行ね..(; ̄ω ̄)ゞ」
「えΣ(@◇@;)!もしかして、けいくんと二人で行くと思った!?」
「ち..違うって〜ヾ(´▽`;)!んなことしたって子供二人じゃどこも泊めてくんないよ!」
「だぁよねぇ〜(*´д`)=з..」
「俺さ..アルバイトしようかと思ってるんだ...(; ̄ω ̄)ゞ」
「アルバイトぉ(。・´д`・。)!?」
「うん..(; ̄ω ̄)ゞ学校が始まっちゃうとまた部活が忙しくなりそうだし..だとしたらこの春休みしかチャンスはないかなって...」
「私とは一緒にいないの(〃¬_¬)?」
「バイトするってったって昼間だと思うし(; ̄ω ̄)ゞ休みもあるだろうから..」
「どこでするの(〃¬_¬)?」
「とうちゃんの知り合いの農家が手伝いがほしいらしいから(; ̄ω ̄)ゞ」
「そっか..(〃¬_¬)なんかつまんな〜〜い..」
「でも休みの日には一緒にいられるぜっヾ(´▽`;)!」
「うん..(〃¬_¬)...でも宿題もあるんだょ..大丈夫?」
「へっΣ(@◇@;)!?宿題ってなんだよ!?」
「え〜〜っ!(・∀・;ノ)ノ見てないのぉ〜〜!?」
「み..見てない(; ̄ω ̄)ゞ」
「さっき合格者はこちらへってところで紙袋もらったでしょ(-""-;)?」
「うん...(; ̄ω ̄)ゞ」
「あの中にプリントが入ってたょ(-""-;)..入学式に提出だって..」
「う..そ..Σ( ̄◇ ̄;)!?」
「ホント(-""-;)..」
「授業なんてまだ受けてないのになんでっΣ( ̄◇ ̄;)!?」
「中学のおさらいみたいな感じだった(-""-;)..」
「むぅ〜〜(-""-;)..こりゃまいったな..」
「他にもいろいろ書いてあったよ( ̄~ ̄;)..何時に来なさいとか..」
「へぇ(-""-;)..」
「ホントに見てないの(。・´д`・。)!?」
「見てない( ̄~ ̄;)..」
「ダメだなぁ〜(〃¬_¬)...」
かっちゃんがピョコンっと俺の隣に来た。

「やっぱり私が側にいてちゃんとしてなくちゃ(〃´∀`)...ね?」


《第百七十八話へつづく》

・第百七十六話はこちらから。

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